手間をかけずに腸へ届ける発酵の相乗効果がすごい即席漬け

手間ひまかけてる時間がない人へ

現代人はとにかく多忙だ。多くの人は健康志向も高く料理に時間と手間をかければそれはいいものは作れるし味わえると分かっている。だが日々時間に追われるとそんな心と体の余裕はなくなっていく…。食が大事なのは百も承知だが睡眠時間を削って料理していたら本末転倒だ。ゆえに時短やほったらかしレシピの需要は高い。

そこで今回ご紹介するほったらかしレシピは家にある野菜を材料2つに漬けておくだけの簡単な即席漬け。うまみ調味料に頼らず(否定派ではない。時と場合により肯定派)腸が喜ぶ発酵メニューだ。この即席漬けは2009年まで4年間を過ごしたスリランカで当時知り合った日本食シェフが教えてくれた。和食にもカレーにも付け合わせとしてとても合うので当時から頻繁に作っている。

味噌とヨーグルトの相乗効果

漬け汁の材料は味噌とヨーグルトだけ。この漬け汁に半日から1日漬けておくだけでぬか漬け超えの美味しい漬物ができちゃう優れもの!この手軽さは以下の通り

味噌とヨーグルトを1対1で混ぜたら家にある野菜と合わせジップロックなどに入れて冷蔵庫で半日から1日ほど漬けるだけ!私は無糖のヨーグルトを使用しているが砂糖入りのものでもおいしくできる。

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味噌100gとヨーグルト100g(無糖ヨーグルトで作っているが有糖でもOK)

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大根、きゅうり、人参など味が染みる様、袋に合わせてカット

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ジップロックなどに入れよく揉み込み空気を抜いて冷蔵庫へ

漬かり具合はお好みだが数時間も経てば味が移る。今回は夕飯時に仕込み次の日の朝いただいた。野菜を軽く洗い流してカットしたらすぐ食べられる。味噌とヨーグルトのうまみが移った美味しい漬物の出来上がりだ。使う野菜によって水分量や漬かり具合は変わってくるので漬け時間は様子を見ながら要調整。

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切る厚みで食感がだいぶ違ってくるのでお好みで

漬け汁の再利用

漬け汁は野菜の水分が出てシャバシャバになっている。味噌とヨーグルトの旨みプラス野菜の水分なので捨てるのは勿体無い。今回はこの漬け汁もドレッシングに再利用する。

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味噌ヨーグルトのハニーマスタードドレッシング

  • 漬け汁の残り100cc
  • オリーブオイルやお好みのオイル大さじ2
  • 白ワインビネガーまたは酢大さじ半分
  • マスタード小さじ1(苦手な方はすりおろし生姜やすりごまでも)
  • はちみつ大さじ半分ほど

上記の材料を瓶に入れて良く振るかミキサーやブレンダーなどでなめらかに撹拌するとgood!

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腸が喜ぶ野菜と栄養素がごっそり摂れる即席漬物、是非作ってみていただきたい。※漬物もドレッシングも日持ちはしないので冷蔵庫保管の上、漬けてから3日以内には食べ切った方が安心である。

どちらも発酵食品の味噌とヨーグルト。二つが合わさることによって味も栄養もグッと上がるわけだ。そして生の野菜たちが持つビタミンミネラルを熱を通すことなくそのまま摂取できるというメリットがある。これは忙しい現代人には良いことずくめのレシピだと思う。是非1度作ってみて味わってみていただきたい。

また手作りぬか漬け生活などご興味があればこちらの記事も参考までに是非ご覧ください。https://hopeblog.net/tsukemono-2/

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