手間暇かけて無添加手作りソーセージを作ってみるこの手間をどう捉えるか

食べたくても手が伸びない訳

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健康志向の高い人なら市販品の添加物は極力避けて食料品を選んでいると思いますが加工肉はその代表格でしょう。何しろあの裏面に羅列されている添加物の量をみるとそっと商品棚に戻してしまうのが常。しかし朝ごはんにベーコンエッグやウインナーソーセージがのったお皿が並ぶと何とも言えぬ幸福感に包まれるのも事実です。何といってもソーセージを食べた時のパリッとした食感と中から溢れ出る肉汁が私は大好きなのです。

手作りに挑戦してみた

そこで必要なものを揃えてみました。プラスチック製の簡単ソーセージメーカーなども安価で販売されていますが今回は以下のもので手作りに挑戦してみました。いやはやかなりの量ですね。

<ロングサイズ約10本分>

  • 羊腸2mほど
  • ソーセージ用口金
  • 絞り袋
  • 豚ひき肉300g
  • にんにくすりおろし小さじ1
  • 生姜すりおろし小さじ1
  • 塩麹大さじ1.5
  • 砂糖小さじ1
  • ハーブミックス小さじ1/4
  • コパイバオイル少々
  • オールスパイス1/4
  • ナツメグ少々
  • ブラックペッパー少々
  • 白ワイン大さじ1
  • コーンスターチ大さじ1
  • 冷水大さじ2

食べた感想

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手間をかけただけあって味はとても美味しかったですが、市販品の様なパリッと食感はなかなか出ないことが分かりました。また普通のミンチで作ると絹挽きの様な食感になってしまい、こね具合ではつくねの様な舌触りになってしまいます。私の好みであるパリっとした歯応えからのじゅわぁ〜っとした口当たりにはなかなか難しい。そこで普通のミンチではなく粗挽きミンチで作り直し、だいぶ理想に近づく事ができた様子を私のyoutube動画にもおさめています。(※下段参照)作業は難しそうですがコツさえつかめば口金から腸へするする詰められます。1度にできる量が多いので食べきれない場合は冷凍保存も可能です。

道具が必要なソーセージよりハムやベーコンの方が簡単に手作りができ、今はSNSでも良く投稿されています。(燻製風の香り付けに紅茶の茶葉を敷いてオーブンで焼くタイプなど)また羊腸を使わずラップで作るサルシッチャと呼ばれるイタリア風ソーセージも手軽で人気です。

この手間をどう感じるか

この手間暇をどう感じるかは人それぞれでしょう。忙しい現代人が求めているものは安全で美味しくかつ早くできるもの。それが中々難しいですね。簡単で安くて美味しいものは何か化学的なものにまみれているということかもしれません。しかしそれらを使った方が時短につながり生活の質が上がる場合があります。その時は食べたいものを我慢したり無理して手作りにこだわらず(睡眠時間を削ったりせず)生活の質をあげた方が良いというのが今の私の感想です。アレルギーや持病があればまた話は別ですが、こだわり過ぎる事による副作用や弊害を起こすより、うまくバランスをとりながらたまには楽を取った方がいろんな事がうまくいくケースもあります。手作りソーセージを作りながらそう感じた次第です。なので私は時間のある時に手作りソーセージを作って冷凍保存などしつつ、市販品の美味しくて楽な加工肉もたまには使って時間の余裕を作るという暮らしに落ち着いているところです。

※手作りソーセージのフルバージョンはこちら

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