ポンデケージョとは
ブラジル生まれのポンデケージョは元々がグルテンフリー。チーズとキャッサバ粉を主な材料として作られる。キャッサバとはマニオカイモとも呼ばれる植物の根でタピオカ粉の原料としても使われる。主に熱帯地域で栽培され様々な料理に利用されている。このキャッサバから作られるポンデケージョは外側がカリカリで中はもっちりとした食感とチーズの塩味があと引く美味しさで、世界中で愛されている。キャッサバ粉は日本では一部の店舗やオーガニック食品店またはインターネット通販サイトなどで見つけることができるがあまり一般的ではない。
キャッサバ粉の代わりに白玉粉と豆腐
そこでキャッサバ粉の代わりに白玉粉の登場だ。そこに豆腐を加える事でもっちり食感を更に口当たりよく仕上げることが出来る。パルメザンチーズの塩味と白玉粉&豆腐のもっちり食感が絶妙な仕上がりを醸し出す。特筆すべきはその作り方の手軽さ。材料4つを混ぜ合わせ丸めて焼くだけなので小さなお子さんと一緒にでも楽しんで作れるレシピだ。この白玉粉と豆腐の組み合わせは相性が抜群で、他にもみたらし団子やポンデリングなどもアレンジができる。
豆腐を加える事による相乗効果
白玉粉に豆腐を加えることで嬉しい効果がある。まずみたらし団子などは冷えても固くなりにくい。白玉団子を手作りすると分かるが、茹でて数時間経つと徐々に固くなっていく。それが豆腐を加えることで次の日でも美味しく食べられるので驚きだ。我が家ではよく作る和菓子の一つである。更に栄養面でも豆腐を加えることで良質のリノール酸を含むタンパク質、大豆に含まれるレシチン、サポニン、イソフラボンまたカルシウムやマグネシウムに加えビタミンミネラルも摂取できる。女性には特に嬉しい食材なのだ。この組み合わせで作るポンデケージョのレシピと作り方は以下の通り。
簡単ポンデケージョのレシピ
<材料12個分>
- 絹ごし豆腐150g
- 白玉粉150g
- パルメザンチーズ60
- 米油やオリーブ油などお好きなオイル大さじ2
- ①オーブンを180度に予熱開始
- ②白玉粉と豆腐をよく混ぜて馴染ませる(白玉粉の粒が大きい時はザルで濾すか擦りこぎで潰しておくと混ざりやすい)
- ③パルメザンチーズを入れて混ぜ合わせていく
- ④オイルを少しずつ加えて更に混ぜ合わせる
- ⑤小さく握りしめながら1口大ほどの大きさに丸めて成形
- ⑥予熱した180度のオーブンで20〜25分ほど焼く
焼きたてが一番美味しいのでアツアツを食べていただきたい。冷えた時はもう一度オーブンかトースターで軽く温め直して食べるのがおすすめ。チーズやオイルの量はお好みで加減していただいたりハーブやナッツなどを加えてアレンジも楽しめるのではないかと思う。
また詳しい作り方はYouTube投稿もしているので是非フルバージョンの動画もご覧ください。https://youtu.be/XRstmqRJrhc
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