食べたくても手が伸びない訳
健康志向の高い人なら市販品の添加物は極力避けて食料品を選んでいると思うが加工肉はその代表格だろう。何しろあの裏面に羅列されている添加物の量をみるとそっと商品棚に戻してしまうのが常。しかし朝ごはんにベーコンエッグやウインナーソーセージがのったお皿が並ぶと何とも言えぬ幸福感に包まれるのも事実。何といってもソーセージを食べた時のパリッとした食感と中から溢れる肉汁が私は大好きなのだ。
手作りに挑戦してみた
そこで必要なものを揃えてみた。プラスチック製の簡単ソーセージメーカーなども安価で販売されているが今回は以下のもので手作りに挑戦してみた。いやはやかなりの量である
<ロングサイズ約10本分>
食べた感想
手間をかけただけあって味はとても美味しかったが、市販品の様なパリッと食感はなかなか出ないことが分かった。また普通のミンチで作ると絹挽きの様な食感になってしまい、こね具合ではつくねの様な舌触りになってしまう。私の好みであるパリっとした歯応えからのじゅわぁ〜っとした口当たりにはなかなかならなかった。そこで普通のミンチではなく粗挽きミンチで作り直し、だいぶ理想に近づく事ができた様子を私のyoutube動画にもおさめている。作業は難しそうだがコツさえつかめば口金から腸へするする詰められる。1度にできる量が多いので食べきれない場合は冷凍保存も可能だ。
道具が必要なソーセージよりハムやベーコンの方が簡単に手作りができ、今はSNSでも良く投稿されている。(燻製風の香り付けに紅茶の茶葉を敷いてオーブンで焼くタイプなど)また羊腸を使わずラップで作るサルシッチャと呼ばれるイタリア風ソーセージも手軽で人気だ。
この手間をどう感じるか
詳しい工程はYouTube動画で全編を見ていただける。https://youtu.be/1cskqgF5Yxo
この手間暇をどう感じるかは人それぞれだろう。忙しい現代人が求めているものは安全で美味しくかつ早くできるもの。それが中々難しい。裏を返せば簡単で安くて美味しいものは何か化学的なものにまみれているということだ。しかしそれを使った方が生活の質が上がる場合がある。その時は食べたいものを我慢したり無理して手作りにこだわらず(睡眠時間を削ったりせず)生活の質をあげた方が良いというのが今の私の結論だ。アレルギーや持病があればまた話は別だが、こだわり過ぎる事による副作用や弊害を起こすより、うまくバランスをとりながらたまには楽を取った方がいろんな事がうまくいくケースもある。手作りソーセージを作りながらそう感じた次第であった。なので私は時間のある時に手作りソーセージを作って冷凍保存などしつつ、市販品の美味しくて楽な加工肉もたまには使って時間の余裕を作るという暮らしに落ち着くのだと思う。
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