落とし蓋とは
落とし蓋には木製の他にもシリコン製やステンレス製などがある。鍋に落とし蓋をする目的はいくつかある。
しかし上の画像の様な落とし蓋を持っていない場合どうするか。いろんな代用品を見てみよう。
使える代用品5選
クッキングシート
お菓子や料理によく使うクッキングシートをカットする。四つ折りにして数箇所切り込みを入れる。クッキングシートは手軽で煮込み料理に張り付きがよく味が染み込みやすい
アルミホイル
鍋がかぶるくらいの大きさにカットしたアルミホイルを代用する。シワを寄せておくとアクがくっつきアク取りにもなる。食材によっては酸やアルカリなどが化学反応を起こす恐れも指摘されているので長時間の使用や放置はおすすめできない。
ここからは具材を沈めたい時の我が家の代用品
ステンレスボウル
沢山の湯量でアク抜きしたい時に浮き上がってきてしまう具材などに活用。写真は大きな柑橘フルーツ晩白柚の皮を砂糖漬けにする時 (関連生地→)晩白柚の皮の砂糖漬け
ステンレス蒸し器
こちらも筍などのアク抜きで活躍。中心の棒をクルクル回して外したら大きさも流動的に利用できる。大きな具材なら下向きに包み込むも良し、小さな具材は3本足をそのまま沈めて上向きでも使える。
耐熱皿など
大きさが合えば手っ取り早く使えるのは皿かもしれない。急な温度変化で物によってはひびや破損の原因になったりするので茹でてすぐ皿を冷水につけたりするのは避けたい。
以上が今我が家でよく代用している落とし蓋である。そう、恥ずかしながらちゃんとした落とし蓋を持たないからだ。日本では木製、ステンレス、最近ではシリコン製などがポピュラーだが世界各国にもさまざまな素材やデザインの落とし蓋があるらしい。
例えば中国は竹や金属の落とし蓋が一般的。インドではカレーなどの香辛料が豊富な料理に合わせて彩り豊かな銅製の落とし蓋もよく使われているそう。またアフリカの一部地域は土器を使った独自のデザインの落とし蓋もあるらしい。各国の文化的背景を考えると私も木製の伝統的な日本の落とし蓋を持つべきではないだろうかと思いつつ、今日もいろんな代用品で料理をするのであった。
欲しい物は次から次に尽きないのだが、収納が少ないのが目下の悩みなのである。
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