豆腐をうまく取り入れる
いつもの豆腐が手軽で美味しく、見た目も華やかな料理になると嬉しいですよね。今回ご紹介するのはいつもと違った豆腐アレンジ「かけるソース」レシピです。
豆腐というと冷奴や味噌汁の具材、というイメージが強いかもしれませんが実は「ソース」にアレンジするともっと幅広く楽しめるんです。
今回はサラダにぴったりの【豆腐のシーザードレッシング】と、魚や揚げ物にも合う【豆腐のタルタルソース】の2種類をご紹介します。
「高タンパク低脂質なのに美味しくて見栄えも良い!」そんな欲張りな願いを叶えるレシピです。豆腐は毎日取り入れたいけどマンネリ化しているという方は是非作ってみてください。
豆腐を使うメリット
豆腐はその栄養価や使いやすさから、私たちの食卓に欠かせない食材です。まず第一に、高タンパクでありながら低カロリーな点が魅力です。特に、筋トレ中の方やダイエットを意識する方にとって、良質な植物性タンパク質を手軽に摂れるのは大きなメリットです。また、豆腐にはカルシウムやマグネシウム、ビタミン類などの栄養素も豊富に含まれているため、バランスの取れた食事を実現するのにも役立ちます。
加えて豆腐は調理方法や加工方法によって多様な風味やテクスチャーを楽しむことができる点が大きな魅力です。
豊富な豆腐料理
- 冷奴
- 湯豆腐や肉豆腐
- 揚げ出し豆腐
- 麻婆豆腐
- 豆腐ステーキ
- 白和え
- ハンバーグやグラタン
- 豆腐スイーツ
上記の他にも様々な調理法があります。
和食の定番である「白和え」は、良く水気を切った豆腐をベースに作られ、野菜と和えることで全体の味がまとまり、しっかりとした食感も楽しむことができます。一方で、今回ご紹介する「かけるソース」ではあえて水切りを省略しています。これにより最初はとてもクリーミーで滑らかな口当たりになるのですが、時間が経つと豆腐から水分が出てしまい、風味が薄まったりテクスチャーが変化してしまうという一面があります。
この違いは調理の目的や使うシーンによって使い分けると良いと思います。たとえばすぐに仕上げてそのままいただく場合や、出来立てのクリーミーなソースの魅力を楽しみたい場合には、水切りをしない方法が適しています。しかし作り置きや持ち運びを考える場合は、しっかりと水切りを行った方が風味を保ちやすく、見た目の変化も抑えられます。
さらに豆腐はそのままでは淡白な味わいですが、各種調味料や香辛料、ハーブと組み合わせることで驚くほど豊かな味に変化します。今回のアレンジレシピでは、豆腐に粉チーズ、味噌、甘酢(酢と蜂蜜)を掛け合わせる事で新しい美味しさを引き出しています。各レシピの工夫するポイントとしては、好みにより混ぜ方や加える調味料のバランスを決めていくという事です。
豆腐のシーザードレッシング

材料:約4人分(出来上がり量約220g)
- 絹ごし豆腐 150g
- マヨネーズ 大さじ1
- 酢 大さじ1
- 味噌 大さじ1
- はちみつ 10g
- 粉チーズ(パルメザンチーズ) 大さじ1.5
- 塩こしょう 少々
- おろしにんにく小さじ1
作り方
- 豆腐は水切りせず、そのままボウルに入れる。
- 豆腐を潰しながらマヨネーズ・酢・味噌・はちみつ・粉チーズ・おろしにんにくを加え、よく混ぜ合わせる。
- なめらかになるまで泡立て器やブレンダーなどでよく混ぜ合わせる。
- 味を見ながら、塩こしょうで味を整える。
- 出来上がったら食べる直前に野菜にかけて混ぜ合わせる。
ポイント
- 豆腐の水分を生かすレシピなので水切りは不要です。ただし時間が経つと水分が出てくるので、作ったらなるべく早く使い切るのがおすすめ。
- 酸味が強めに感じる場合は、はちみつを少し足して調整できます。
- アンチョビ感を出したい場合は、ナンプラーを少し加えるとより一層コクが増します
- にんにくを入れると、ぐっとシーザーサラダっぽい風味に近づきますが、好みで調整してください。
おすすめの使い方
- 定番のレタスサラダにたっぷりかけるだけでおしゃれな一皿に。
- 味噌が効いているのでわかめやひじきなどの海藻サラダにも合います。
- グリルチキンや唐揚げにかけたりパンやバゲットにアレンジしても◎
豆腐のタルタルソース(鮭のムニエル)
材料:約4人分(出来上がり量約220g)
- 絹ごし豆腐 150g
- オリーブオイル 大さじ1
- 酢 大さじ1
- 味噌 大さじ1
- はちみつ 10g
- 粉チーズ大さじ 1.5
- おろしにんにく小さじ1
- 青ネギみじん切り 大さじ2(お好きなネギでOK)
- ハーブソルト・ペッパー 少々
作り方
- ネギは細かいみじん切りにしておく。(今回は長ネギの青い部分を使ったので)
- ボウルに絹ごし豆腐を入れ、オリーブオイル・酢・味噌・はちみつ・おろしにんにくを加えてよく混ぜる。
- なめらかになるまで泡立て器やブレンダーでよく混ぜる。
- 刻んだねぎを入れざっくりと混ぜ合わせる。
- ハーブソルト、ペッパー等で味を整えたら完成!
ポイント
- かためのタルタルに仕上げたい時は豆腐の水切りをおすすめします。
- 玉ねぎを使う時は切った後に水にさらしてから使うとまろやかになります。(水気はしっかり良く絞ります)
- らっきょうやたくあんを刻んで入れると、和風アレンジも楽しめます!
おすすめの使い方
- 定番の白身魚のフライやエビフライにたっぷりかけて!
- 蒸し鶏やチキン南蛮風にもぴったり。 (特に、チキン南蛮の甘酢だれ+豆腐タルタルの組み合わせは美味!)
- 卵を加えてオープンサンドやサンドイッチにしても美味。

使用しているのはクーベルのステンレスフライパン。レビュー記事はこちら(燕三条エリアで製造されたクーベルフライパン)
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