燕三条エリアで製造されたクーベルのステンレスフライパンを使ってみた

ずっとテフロン加工の便利で簡単な鍋類を使ってきたもののいろいろと思うところもあり、今回ステンレスフライパンを購入してみた。

ものづくりのまちとして世界的に有名な新潟県三条という場所で熟練の職人さんによって製造された高品質、高性能のフライパンだ。クーベルフライパン公式サイト 

クーベルフライパンの特徴

  • アルミニウムをステンレスで挟む三層鋼で軽さと丈夫さを実現している。
  • 24cmフライパンの重さは855g
  • しっかり予熱をすることにより油分を多く含む肉や魚は無油調理可能
  • 調理面無塗装なので安全
  • ガス、IH、ラジエントヒーター使用可能
  • ゴシゴシ洗える
  • 油慣らし不要
  • 持ち手は北欧家具に使われるブナ材にウレタン塗装で水・熱に強い
  • 買い替え不要一生使えるフライパン
  • 原価率が50%超え、店頭販売では赤字になるためオンライン限定販売
  • 色はブラックとレッド
  • 大きさは24cmと27cm(深型)
  • レンジ、オーブンの使用は不可

買い替え不要の一生物だとしたら17,300円(税込)は決して高くない。そう思って購入してみた。

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クーベルフライパン24cmブラック

配送には1週間ほどかかると書いてあったが4日で届いた。ちょうど豚の生姜焼きを作ろうと思っていたところだったのですぐに使ってみた。

長持ちさせる使い方

同封の説明書によると長持ちする「簡単」な使い方は以下の通り

しっかりと予熱する

中火〜強火で1〜2分加熱する。水滴を垂らすと広がらずにコロコロ転がれば予熱完了!

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②弱火にして油を入れて馴染ませる

余熱が完了したら火加減を弱火にし油を入れて全体に馴染ませる。

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③調理開始

油が馴染んだら調理開始。食材を入れた直後はフライパンの温度が下がりくっつきやすくなるので、少し焼けてきてから触るようにする。

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使ってみた感想

今回豚の生姜焼きを作ってみた感想だが、思ったよりくっつかない。ステンレスフライパンはとにかく食材がくっつくイメージがあったので、注意書き通りに調理してみた結果、裏返す時もすんなり返った。確かにフライパンに入れた瞬間はピッタリ張り付くので、バランスよく配置しないと再配置がしばらくできない。入れてすぐに張り付いた食材を動かそうものなら型崩れは必至だ。その辺りのコツを掴めば、新しい相棒として更にレシピを極めていけそうだ。

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ただまだ1度しか使ってないにも関わらず、使い終わりの鍋を洗ったら何やらひどく変色していた。しかしこれも説明書に明記されてあり、虹色変色や白い斑点が出た時はフライパンに水とクエン酸を入れ数分沸騰させると良いとのこと。以下の通りすぐに元通りになった。

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というわけでテフロン加工やフッ素加工などのフライパンに比べるとやはりコツと手入れは必要だ。また私がよく使う塩麹や醤油麹など特に焦げつきやすい調味料で焼く時は水分を多めに入れるなどの工夫も要る。しかし自分が納得して安心して料理と食事ができることを鑑みたらこれからも長い付き合いになると感じている。最後に使用上の注意も補足しておくのでご参考まで。

使用上の注意点

  • 過度な空焚きをしない
  • 使用後はよく洗って乾燥させる
  • ハンドルの部分が熱くなる場合があるので注意
  • フライパンの中に料理を入れた状態で長時間保存しない
  • ストーブの上で使用しない
  • 塗装面にはスチールたわし、磨き粉を使用しない
  • 焦げつき等を落とす際は金属製の固いものを使用しない
  • 天ぷら料理の際は油温を200度以上に上昇させない
  • 急激な衝撃を与えたり、空焚きをした際に水などをかけて急冷しない

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