和の香り漂う素朴で優しいショートブレッド
ショートブレッドと聞くと、バターたっぷりのサクホロ食感のイギリス菓子を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし今回ご紹介するのは「和の素材」を生かしたしっとり特別なショートブレッド。主役はさつま芋ときな粉。グルテンフリーで、小麦粉を使わずに仕上げています。
このレシピの魅力は、ただ美味しいだけでなく食物繊維とイソフラボンがしっかり摂れること。普段のおやつとしてはもちろん、健康を気にする方や小麦を控えている方にもぴったりです。
なぜ「さつま芋」と「きな粉」なの?
さつま芋ときな粉は共に焼き菓子として相性が良いです。さらにこのショートブレッドをおすすめしたい理由は次の通りです。
① さつま芋:腸活に最適な食物繊維の宝庫
さつま芋には 水溶性と不溶性の両方の食物繊維 が含まれています。特に、腸内でゲル状になって糖の吸収を緩やかにする水溶性食物繊維が豊富で、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。さらに、不溶性食物繊維は腸を刺激してスムーズなお通じをサポート。
また、さつま芋に含まれる「ヤラピン」という成分も腸の動きを助けるので、便秘解消の強い味方になります。腸内環境を整えることで、美肌や免疫力アップにもつながります。
② きな粉:女性にうれしいイソフラボンたっぷり
きな粉は大豆を煎って粉にしたものなので、大豆本来の栄養を丸ごと摂ることができます。特に注目したいのがイソフラボン。これは女性ホルモンに似た働きをすることで知られ、更年期の不調を和らげたり、骨密度の低下を防いだりする効果が期待されています。
さらに、大豆タンパク質は筋肉の維持にも役立つので、運動をする方にもおすすめ。きな粉は甘みとコクがあり、焼き菓子との相性も抜群です。
③グルテンフリー:小麦粉を使わなくても美味しくて満足感がある
今回のレシピでは 小麦粉の代わりに米粉、コーンスターチ、きな粉を使用。グルテンを含まないので消化しやすく、胃腸に優しい仕上がりです。また、さつま芋の自然な甘さとしっとり感にきな粉の風味が相まって、香ばしく口当たりの柔らかな素朴な味わいになっています。
レシピとポイント
<材料>30個分
- 蒸かして皮をむいたさつま芋200g
- 米粉100g
- コーンスターチ30g
- きび砂糖60g
- きな粉60g
- 有塩バター100g
①さつま芋をじっくり加熱すると、甘みがグッと増します。今回は簡単に炊飯器の炊飯モードで蒸かしました。(さつま芋2本約700gを半分にカットし水100ccを入れて炊飯)
②さつま芋が熱いうちにバターを混ぜ合わせペースト状にしていき、砂糖もすり混ぜて均一にしていきます。
③米粉、コーンスターチ、きな粉を投入し、ヘラで混ぜていくとそぼろ状になってくるので、そこからは手でこねてまとめます。
④まとまったらジップロックに入れ四隅まで生地を広げ厚さ1.5cmほどに麺棒などで伸ばし綺麗な四角に成形。冷蔵庫で1時間以上休ませます。
⑤しっかり冷やしたら袋を切り開き、縦3分割、横10等分にカットしてフォークや串などで穴を開けていきます。生地がデリケートなので深くは刺さず手を添えながら優しく作業します。
⑥160度に予熱したオーブンで20分焼きます。(機種により様子を見てください)焼き上がったらそのままオーブンの中で10分置いて余熱乾燥させてから取り出します。取り出してから冷めるまでは崩れやすいので触らないようにしておきます。

こんなシーンで活躍!
まとめ
今回は紅はるかという種類で作っています。お芋の種類や個体差により水分量や甘みも違ってきます。またオーブンの機種や使う砂糖の種類などでも仕上がり具合が変わってきますのでその辺りは調整しながらぜひお好みの味を見つけてみてください。
さつま芋のやさしい甘さと、きな粉の香ばしさが広がる グルテンフリーのショートブレッド。食物繊維やイソフラボンを手軽に摂取できるだけでなく、心もホッとする素朴な味わいです。小麦を控えている方や健康的なおやつを探している方にはおすすめレシピです!我が家では沢山作ってプレゼントにしています。日本茶はもちろんコーヒーや紅茶などいろんな飲み物に合うので楽しんでみてくださいね。
(※密閉した容器にて冷暗所保存3日以内には食べ切る様にしています。冷蔵庫だと1週間ほど持ちますが食感や風味が変わってくるのでお早めに…)

フルバージョンの動画はこちら
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