<プロフィール>いつまでも食べる事を慈しみたい料理好きの50代

なぜ料理ブログを発信するのか

2023年11月現在、先週51歳の誕生日を本栖湖のキャンプ場で迎えた蠍座の女、名前はみっちー

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娘たち主催<森の誕生会>

子供の頃から運動が大好きでとにかく元気いっぱいよく遊んでいた。学生時代は空手やバスケなどに打ち込みながら勉強はそっちのけでなんとか卒業。23歳で結婚、翌年出産。夫は各地を飛び回る転勤族だった為、小さい子供達と共にスリランカへ赴くことになる。当時は内戦中だったスリランカで4年間を過ごす。この時の楽しみが料理を持ち寄り仲間と過ごす食事の時間であった。限られた材料の中でも工夫して日本食を作る創作性を培った時期だ。

日本に帰国してすぐ、36歳の時に印環細胞癌というタチが悪いタイプの胃がんが発覚。胃をほぼ全摘。空腸を一部切り取り胃を再建するルーワイ法という手術を施す。術後は数年間食事のたびに襲ってくる激しい痛みと下痢、一気に食べ物が腸へ送り込まれることによりダンピングと言われる低血糖症にさいなまれる。胃の上部にある噴門という部分(食べ物の逆流防止機能)が無くなった為、横になると食べ物が噴水の様に上がってきてはひどい逆流性食道炎が続いた。その為に夜は10年間ほどまっすぐ横になって眠れる日はなかった。結果姿勢や筋肉が歪になっていくのが自覚できた。人から姿勢が悪いと言われると落ち込んだ。逆流したものが原因で誤嚥性肺炎も数回。咳が止まらない時は一晩中吐き上げながら全身が筋肉痛になった。胃切除の際には迷走神経も切っているせいか時折出る謎の内蔵痛や神経痛が襲ってくる。心身ともに苦しすぎて精神的にも不安定なその頃は自暴自棄の私に加え反抗期の娘、オーバーワークで過労の夫と家族のそれぞれに余裕がなく摩擦が絶えない期間だった。体がおちついてきて何とか横になって眠れる様になるころ、今度はお酒に溺れる様になる。不安や焦りから逃れ深い眠りにつきたくて浴びるほど飲み寝る毎日。そして思い出したくもない底付き。ここから断酒を決意して現在5年が過ぎた。

今では元気に毎日美味しく食事ができ、しっかり眠れる幸せをしみじみと噛み締めている。時々低血糖の症状が出てふらついていたりするがあの時の辛さに比べたらへっちゃらだ。みんなと楽しく食事ができるって当たり前じゃない事を思い知らされてからはとにかく料理して振る舞うのが大好きな訳なのだ。料理は身も心も満たしてくれ、美味しい時間に争いはない!この幸せを伝播しない手はないぞと思い、数年前からYouTube投稿などもしている。

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おうちカフェメニュー

また3年前には子宮内膜症で子宮と卵管も摘出、盲腸、胃袋、空腸に続き内臓はツギハギの為、腹腔内は癒着がかなりあるらしい。それに加え年齢的にも更年期の不定愁訴は免れない。しかしだ、なぜかむしろ以前よりエネルギッシュ。娘2人も成人し、さてこれからどうやって過ごすか。やりたいことが溢れてくる!娘たちからのプレゼント、森の誕生会は最高だったなぁ…。

ない事を嘆くよりある事に目を向ける方が多分人生楽になる。出来ない理由を探すより出来る可能性を探す方が未来は楽しい。どう生きたいかを考える時は終わりから考えてみる。今どれだけ出来ることがあるのかを痛感中なのである。時間は命そのもの。頑張りすぎず、流れに身を任せながらぼちぼちと料理と生活の質を上げるべくいろんな事を発信していきたい。今日も全てにありがとう〜!

そう感謝しながら人生の結びに向かって日々を愛しんでいる。今日も元気だごはんがうまい!(合掌)

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