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【簡単レシピ】寒天とゼリーで作る水まんじゅう|夏の涼やか和菓子

水まんじゅうとは?

岐阜名物としての歴史

水まんじゅうは、岐阜県・大垣市の名物として知られる夏の和菓子。ひんやりと冷やした透明感のある生地であんこを包んだ姿は、まるでガラス玉のような美しさです。暑い夏に涼を呼ぶ菓子として、江戸時代から人々に親しまれてきました。

本来は葛粉やわらび粉を使用

伝統的な水まんじゅうは「葛粉」や「わらび粉」を使って仕上げます。もっちりとした弾力と透明感が特徴で、和菓子職人の技術が光る繊細なお菓子です。

葛粉で作る水饅頭が3つ涼しげなお皿にのっている
伝統的な水まんじゅう

涼しげな見た目が夏の風物詩

透明な生地の中に浮かぶ小豆あん。冷やして食べると、口の中でスッと溶けるような食感。まさに「目で食べる」日本人の食文化を象徴する夏のスイーツです。伝統的な水まんじゅうからモダンで可愛いらしいものもあり、サマーギフトや敬老の日の贈り物にも喜ばれます。

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寒天とゼリーで作る水まんじゅう

寒天とゼリーを使うメリット(簡単・低カロリー・高タンパク)

葛粉やわらび粉は高価で入手が難しいこともありますが、ゼラチンや寒天ならスーパーで手軽に買えます。また、それぞれに以下のような特徴があります。その特徴を重ね合わせて、理想の食感を目指して作ったアレンジです。

ゼラチンの特徴

  • 動物由来
    • 牛や豚の骨、皮、腱などに含まれる「コラーゲン」を加熱・抽出して作られます。
    • 加工の過程で「たんぱく質」がゼラチン化し、水に溶けるとプルプルとした弾力を生み出します。
  • 栄養面
    • 主成分はコラーゲン(たんぱく質)。
    • 美容や関節の健康サポートとしても注目されています。
  • 特徴
    • 低温(20℃以下)で固まり、口の中でぷるんと溶ける柔らかい食感。
    • 熱に弱く、常温では溶けやすい。
  • 用途
    • ムース・ゼリー・プリン

寒天の特徴

  • 植物由来
    • 海藻(テングサやオゴノリなどの紅藻類)から抽出して作られます。
    • 日本では江戸時代から使われてきた伝統的な食材。
  • 栄養面
    • 主成分は水溶性食物繊維(アガロース・アガロペクチン)。
    • ほぼカロリーゼロ、腸内環境を整える働きがある。
  • 特徴
    • 40℃前後で固まり、一度固まると常温でも溶けにくい。
    • ゼラチンよりも透明度が高く、歯応え強めで歯切れのよい食感。
  • 用途
    • 和菓子・羊羹・寒天ゼリー
       

実際のレシピ

材料(5個分)

  • 粉寒天 … 1g(小さじ1)
  • 水 … 400ml
  • 砂糖 … 25g
  • ゼラチン … 3g
  • 市販のこしあん … 100g(今回20g✖️5個。お好みで増やしてください)

<作り方>

  1. こしあんを丸めておく
  2. 鍋に水と砂糖と粉寒天を入れてよく混ぜてから火にかけ、沸騰後1分ほど煮溶かす。
  3. 火を止めて80度ほどまで冷ましたらゼラチンを加えて溶け切るまでよく混ぜる。
  4. 型に流し入れ、あんこが溶け出さない温度になったらあんこを真ん中に落とす。
  5. 冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。

👉 実際の作り方や透明感は動画でチェックしてみてください!

【簡単レシピ】食感がたまらない水まんじゅう3種

コラーゲン&食物繊維が摂れるヘルシースイーツ

ゼラチンのコラーゲン

ゼラチンは動物性のコラーゲンから作られており、摂取すると体内で分解されて「コラーゲンペプチド」となり、肌や髪の潤いをサポートしてくれます。特に夏は紫外線や冷房で肌が乾燥しやすい季節。こうした時期にゼラチン入りのスイーツを食べることは、美容の面から見ても理にかなっています。

また、コラーゲンは肌だけでなく、爪や関節、骨の健康にも関わる大切なたんぱく質です。日常生活の中ではなかなか意識して摂りにくい栄養素ですが、ゼリーや和菓子といったデザートなら「楽しみながら取り入れられる」のが大きなメリット。おやつの時間がそのまま美容習慣になるのは、女性にとってうれしいポイントです。

ゼラチンを使ったお菓子は、冷やして固めるだけで簡単に作れるものが多いため、「無理なく続けられる美容スイーツ」として人気があります。夏の日差しでダメージを受けやすい時期に、冷たい水まんじゅうのプルプル食感と一緒に、美容と健康のサポートができるのはちょっと得した気分ですよね。

寒天の食物繊維

寒天には水溶性食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境を整えるだけでなく、余分な糖や脂肪を包み込んで体の外に排出してくれる働きがあります。そのため、便通の改善や血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待でき、昔から「お腹のお掃除役」とも呼ばれてきました。

実際、日本では江戸時代に寒天が普及してから、保存食や精進料理にもよく使われてきました。当時の人々も、涼やかな見た目と同時に「お腹にやさしい食材」として重宝していたのかもしれません。

また、寒天の食物繊維はゼリーや和菓子として美味しく食べられるので、「ダイエット中のおやつ」としても人気です。洋菓子のように脂質が多くなく、低カロリーで満足感が得られるので、ちょっと甘いものが欲しいときにぴったり。夏の水まんじゅうも、腸活を意識しながら楽しめるヘルシースイーツに。

また以前投稿した赤紫蘇ジュースとバタフライピーティなどと作る鮮やかな3色寒天のレシピもあるのでよかったらご覧ください▶️コチラ

和菓子でヘルシーに満足感を得る工夫

洋菓子に比べると脂質が少ないのも和菓子の魅力。罪悪感の少ない「ご褒美おやつ」として楽しめます。


水まんじゅうと似た和菓子たち

水信玄餅との違い


山梨の夏限定スイーツ・水信玄餅は、大きな水滴のような姿が特徴で、きな粉と黒蜜をかけて食べます。常温では短時間で溶けてしまうほど儚い存在感が魅力です。対して水まんじゅうは、透明な生地の中にあんこを包み、冷やしていただく涼やかな和菓子。同じ「透明感のある夏菓子」ですが、水信玄餅は見た目のインパクト重視、水まんじゅうは繊細な甘さと食感が持ち味です。

わらび餅やくず餅との比較

  • わらび餅:ぷるんと柔らかく弾力があり、きな粉や黒蜜と合わせて楽しむ。
  • 葛餅:なめらかでもちもちしながら、ほんのり透明感がある。関西を中心に食べられてきた。
  • 水まんじゅう:冷やして食べることで透明感とプルプル感が際立つ、夏限定の涼菓。

世界の似たスイーツ(アジアのゼリー菓子)

・タイのココナッツゼリー(ウンガティバイトゥーイ)
ココナッツミルクやパンダンの葉を使ったゼリーで、涼やかで甘く、現地で広く親しまれています。
・中国の亀ゼリー(亀苓膏)
カメの甲羅と漢方薬を原料にした薬膳ゼリーで、健康志向のデザートとして特に南中国や香港で人気があります。
・ベトナムのチェー
豆やタピオカ、フルーツ、ゼリーなど多様な具材を組み合わせたデザートで、冷たいものや温かいものがあり、食感や味の変化を楽しめます。


水まんじゅうのアレンジ

抹茶×あんこ=王道の和風

抹茶のほろ苦さとあんこの甘みは鉄板の組み合わせ。大人の和スイーツに。

ジャスミンティー=爽やかなアジアン風味

香り高いジャスミンティーを寒天液に加えると、エスニックなアレンジに。

季節フルーツ入りで華やかに

桃やキウイ、マスカットなどを小さくカットして入れると、フルーティーで色鮮やかな水まんじゅうに。

映える盛り付けアイデア

カップから涼しげな器に出し、きな粉や笹の葉を添えると、まるで料亭の一品のような美しさになります。器選びも楽しいひと時です。


おすすめのシーン

家族でのおやつ時間に

子どもと一緒に作れる簡単レシピ。食感の違いも楽しめます。

来客へのおもてなしに

涼しげな見た目は、お客様に喜ばれること間違いなし。

イベントでも

ミニカップに入れて沢山作れば、夏祭りやパーティーでも大活躍。


まとめ

寒天とゼリーで作る水まんじゅうは、手軽なのに涼やかで美しい夏のスイーツ。

寒天の食物繊維で腸を整え、ゼラチンのコラーゲンで美容もサポート。和菓子らしい上品な甘さで、罪悪感のない「ご褒美時間」を演出してくれます。

「日本人は目で食べる」と言われるように、透明感と涼しさを楽しむ水まんじゅうは、まさに夏の象徴。ぜひ今年の夏の思い出に、冷たくひんやりした一皿を作ってみてくださいね。

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