味噌汁のチカラ
味噌汁一杯三里の力(味噌汁一杯飲めば12キロメートル歩いても疲れないほど力が湧く)ということわざがある通り、日本人のソウルフードであり超スーパーフードと言われる味噌汁。何がすごいかというとその栄養素。味噌に含まれる良質なタンパク質、ビタミンミネラルやイソフラボン、大豆サポニンなどが豊富。また発酵によってタンパク質がアミノ酸に分解され、乳酸菌などの善玉菌も増加する。それらが以下の様な効能を身体にもたらす。
この日本人のソウルフードを自分の為にも家族の為にも毎日食卓に出したいのは山々だ。時間に追われる我が家でそんな余裕がなかった時に助けられた時短メニュー。今回ご紹介するのは簡単に作っておけばお湯を注ぐだけで美味しい味噌汁が登場するお助けレシピだ。
味噌玉とは
味噌と材料を1食分ずつ丸めて小分けにしたものをラップなどで包む。これを味噌玉と言う。沢山作って冷蔵保存や冷凍保存しておけばお湯を注ぐだけでいつでも美味しい味噌汁が1人分から飲めるとありSNSなどでも人気だ。使う味噌や材料によってアレンジも豊富で美味しく食べるにはコツもある。
お湯を注ぐだけで出来る商品は市販品にいくらでもあるが、この味噌玉は安心無添加で更に自分の好きな具材や味にカスタマイズできる楽しさがある。
味噌玉に向く食材、向かない食材
まず味噌だがなんの味噌でも構わない。粒が気になる場合はこし味噌を選ぶと良い。私は麹の粒も気にならないのでそのまま丸ごといただいている。今我が家で味噌玉にしているのはこちらのお手頃な味噌と出汁代わりの粉末
味噌は冷凍しても凍らない。一緒に加える具材はお湯を注ぐだけなので加熱不要でも食べられるものが安心だ。また以下の通り具材には冷凍に向き不向きがある。
<冷凍向きの食材の例>
- 乾燥わかめ
- 油揚げ
- 乾燥麩
- 乾燥あおさ
- 鰹節
- 胡麻
- 桜エビ
- 長ネギや青ネギ
- みょうが
- しょうが
- にんにく
<冷凍に向かない食材の例>
- 豆腐
- きのこ類
- 根菜類(蓮根、ごぼう、大根、かぼちゃ、芋類)
※豆腐は食感が変わってしまい、その他は火を通してからだと使用することも出来るが、味噌汁自体の温度が上がらずぬるい状態になる。
味噌玉レシピ
ラップで包むのが定番だが今回はゴミの出ない製氷皿を使ったレシピもご紹介
<材料10杯分>
写真の製氷皿はやや小さいのでより大きめの方がおすすめだ。また具沢山の時はラップの方が包みやすい。冷凍したものに熱湯を注ぎ1分ほど置いてからかき混ぜるとすぐに混ぜるより混ざりやすい。具材によっては温度が下がりすぎる場合がある為、使う器がレンジ対応のものだとそのままレンチンできて熱々になる。
冷蔵保存だと1週間、冷凍保存で1ヶ月ほど保存できるので時間がある時に沢山作っておくととても便利。
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お腹の底からチカラみなぎる毎日の食事を工夫次第で簡単に摂れる日々を送りたい。味噌玉とお漬物、あとはご飯をたくさん炊いて冷凍保存しておけば忙しい時もメインだけ買ってきたとしても立派な定食がすぐできる。買ってきた罪悪感が消えちゃうから不思議だ。(笑)
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