アロマオイルでも人気のローズマリー
ハーブの中でも料理や医学に広く使用されるローズマリーはひときわ香り高く針葉樹の様な葉っぱが特徴的だ。アロマテラピーでも人気のローズマリーには以下の様な効能があるとされている。
- 体内の活性酸素を減らし細胞のダメージを抑えるとされる抗酸化作用
- 認知機能の改善や記憶力、集中力の向上
- 消化を助ける効果や抗炎症作用
- リラックス作用とストレスや筋肉の緊張の緩和
ローズマリーを使ったハーブチキンの美味しさ
このローズマリーを使った料理は数多くあるが今回おすすめしたいのは鶏もも肉を焼いたハーブチキン。ニンニクを効かせてローズマリーとタイムを使用し、白ワイン少々と漬け込みオーブンで焼く。ポイントは生のハーブを使う事。乾燥ハーブも手軽で良いのだが生ハーブは香りが全く違ってくる。ここはぜひとも生のハーブを使っていただきたい。できれば前日からしっかり漬け込むと更に良い。このチキンをオーブンで焼き始めたらもう部屋中が幸せの香りに包まれる。我が家の娘たちは玄関を開けて帰宅した途端に必ず歓声を上げる料理だ。誕生日や特別の日におもてなしメニューとしても喜ばれる。この香りを吸い込めば幸せホルモンの放出司令が出される。そんな香りなのだ。さらにその肉を頬張れば、ニンニクとハーブの香りをまとったジューシーな鶏もも肉から溢れる肉汁にまろやかな塩味がからまって奥深い旨味が芸術的に完成する。この塩味には塩麹を使うのが我が家流。そのレシピは以下の通り。
我が家のハーブチキンレシピ
スーパーで手に入るフレッシュなローズマリーとタイム
<材料>
- 鶏もも肉2枚(2枚で730g)
- ローズマリー2本(枝から葉を外しみじん切り)
- タイム2本(枝から葉を外しみじん切り)
- 塩麹大さじ2(塩を使う時は小さじ2〜3程で)
- ニンニク大1かけ(みじん切り)
- レモン汁大さじ1/2
- 白ワインまたは料理酒大さじ1
- ブラックペッパー少々
- オリーブオイル適量
- ジャガイモ1個
- ミニトマト適量
- ※お好みでローリエやオレガノなど加えてもさらに美味
①ナイフの先で鶏もも肉に両面切り込みを入れ、筋が気になる際は取り除き半分にカットする。
②ジャガイモとミニトマト以外の上記の材料を肉と共に袋などに入れ込む
③袋に入れたら良く揉み込んでならし冷蔵庫で数時間から半日ほど漬け込む
④スライスしたじゃがいもを敷き肉を乗せ、オーブンに入れる前にオリーブオイルを回しかける。(焼く30分ほど前に冷蔵庫から出し室温に戻しておくと火が通りやすい)
⑤200度に予熱したオーブンで30分ほど焼く。
しっかり焼き色をつけたい時は仕上げに220度に温度を上げて追加焼きする。焦げる時はアルミを被せて調整する。(オーブンの機種により要調整)付け合わせの野菜はお好みのものでOK
また余ったハーブはオリーブオイルに漬け込んだりクッキーなどスイーツに混ぜ込んだりと再利用もできる。香りは若干落ちるが冷凍保存も可能。
このローズマリーを使って料理をすると嗅覚と味覚から幸福度が爆上がりするのでぜひ一度お試しあれ。
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注意点
他方でローズマリーの摂取には注意点もある。妊娠中の方や高血圧の方などに子宮収縮や血圧を上げる可能性があると言われている。心配な場合は医師や専門家にご相談の上、用量にご留意いただきたい。
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