売り物みたいにこんがりと美しい焼き色のどら焼きをおうちで手作り。
今回は、米粉を使った生地で作る、人気の「あんバターどら焼き」と、かぼちゃとクリームチーズを挟み、蜘蛛の巣模様を描いたハロウィン仕立ての「蜘蛛の巣どら焼き」の2種類をご紹介します。
いつものおやつから季節のイベントまで、手作りならではのアレンジを楽しんでみませんか?▶️YouTubeで詳しい作り方を見る(全編動画)
米粉で作るあんバターどら焼き
こんがりと焼き上げた米粉のどら焼き生地に、あんと有塩バターをたっぷり挟んだ「あんバターどら焼き」。
あんこのやさしい甘さと、バターのほどよい塩気が相性抜群です。
フライパンの十分な予熱と、余分な油を丁寧に拭き取るひと手間で、焼きムラの少ない、美しい焼き色に仕上げます。
材料(約3個分・生地約6枚)
【基本のどら焼き生地】
- 米粉(波里 お米の粉):100g
- ベーキングパウダー:3g
- 卵:1個
- きび砂糖:50g
- はちみつ:10g
- みりん:大さじ1
- 米油:5g
- 水:50ml
- 米油:少々(フライパンに塗る用)
【あんバター】
- 市販の粒あん(またはこしあん):約200g
- 有塩バター:45g
※基本のどら焼き生地は、後半でご紹介する蜘蛛の巣どら焼きにも共通して使用します。両方を3個ずつ作る場合は、生地を2回分用意してください。また、生地にはちみつを使用しているため、1歳未満の乳児には与えないでください。
どら焼きの生地を作る
① ボウルに卵ときび砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。
② フライパンに塗る米油を除き、残りの材料をすべて加え、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせます。米粉はふるわなくても大丈夫です。
③ 生地を泡立て器から落とし、8の字が描けるくらいの状態になったら、冷蔵庫で30分ほど休ませます。

フライパンで生地を焼く
今回はステンレスフライパンを使用しています。ステンレスフライパンの使い方や、焦げつきを防ぐコツについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
▶️ステンレスフライパンがくっつかない使い方
① 水滴が蒸発せず、コロコロと転がるまでフライパンをしっかり予熱したら一旦火を止めます。
② 油をひとまわし回し入れたらキッチンペーパーで全体に馴染ませながら余分な油をしっかり拭き取ります。※ムラ焼きにしないための大切なポイント
③ 再び火をつけたら、大さじ2杯分の生地を丸く落とし、弱火でじっくり3分ほど焼きます。(周りから乾いてきて、ふつふつと気泡がでてきたら裏返すタイミングです。)
④ 裏面も、2〜3分を目安に、焼き色や生地の状態を確認しながら焼き上げます。※焼き上がった生地は粗熱を取り、乾燥しないようにラップをかけておきます。

きれいな焼き色に仕上げるポイント
ステンレスフライパンは、焼く前の十分な予熱が重要です。
予熱後に油を薄くなじませ、余分な油を拭き取ることで、焼き色が均一になりやすくなります。
また、フライパンの温度が高すぎると焦げつきや焼きムラの原因になるため、生地を流し入れる前に少し温度を下げることも大切です。
※フライパンの種類や厚み、熱源によって火力や焼き時間は調整してください。
あんことバターを挟む
① 生地が完全に冷めたら2枚1組であんバターを挟んでいきます。
② 好みの量の粒あん、またはこしあんを片面にのせて広げます。
③ バターをあんにのせていきます。有塩バターの塩気がいいアクセントになります。
④ しっかり挟んで形を整えたら出来上がりです。すぐに食べない時は乾燥しないようにラップやバーガー袋に包んでおきます。

どら焼きがきれいに焼けたら、誰かにプレゼントしたくなりますね。
そんなときにぴったりな、かわいい和紙風のラッピング帯も見つけました。※ラッピング帯のみの商品です。袋は付属していません。
ハロウィンには蜘蛛の巣
ハロウィンやパーティのおやつには、ちょっぴり不気味で遊び心のある蜘蛛の巣模様にアレンジしてみました。
フィリングにはかぼちゃあんとクリームチーズをたっぷりはさみ、見た目も欲張りな仕上がりです。
この蜘蛛の巣の模様はコルネに入れたココア生地を使って描いていきます。楽しいので、ぜひ作ってみてください。
三角コルネの作り方
まずは、「三角コルネ」を作ります。クッキングシートを切って丸めるだけで、簡単に作れます。
① 30cm角のクッキングシートを対角線に沿って切り、2つの三角形にします。さらに、それぞれを半分にカットすると、1/4の大きさの三角形が4枚できます。
※コルネに入れる生地の量や用途に合わせて、使いやすい大きさを選んでください。今回は1/4サイズを使いましたが、画像では作り方がわかりやすい様に1/2サイズで説明しています。

② 下図のように長辺を下にして、角Cを内側に丸めながら角Aへ重ねます。
③ 同じように角Bを角Aに向かって巻き、なるべく先端が細くなるように、円すい状に整えます。

④ A・B・Cの3つの角を重ね合わせ、先端の隙間を確認しながら円すい状に整えます。
⑤ 形が決まったら、重ねた角を内側に2回ほど折り込み、ほどけないように固定します。
⑥ コルネをコップなどに立て、後ほど作るココア生地を適量入れます。
⑦ コルネの上部を左右から折りたたみ、最後に上から下へ折り込んで閉じます。※ココア生地は絞り出しやすい固さに調節してからコルネに入れます。生地が先端から出にくい場合は、コルネの先をハサミで少しずつカットし、調整してみてください。
※実際の折り方や巻き方は、YouTube動画でもご紹介しています。▶️三角コルネの作り方

蜘蛛の巣どら焼きの作り方
材料(約3個分)
①基本のどら焼き生地
- 米粉(波里 お米の粉):100g
- ベーキングパウダー:3g
- 卵:1個
- きび砂糖:50g
- はちみつ:10g
- みりん:大さじ1
- 米油:5g
- 水:50ml
- 米油:少々(フライパンに塗る用)
②ココア生地
- どら焼き生地:20g(基本の生地から取り分ける)
- 純ココアパウダー:5g
- 水:8〜10g程度(生地の固さを見ながら調整)
冷蔵庫で休ませた基本のどら焼き生地を20gほど取り分けて、純ココアパウダーを混ぜ合わせます。
水を少しずつ加えながら元の生地と同じくらいの、コルネから絞り出しやすい柔らかさに調整します。
作っておいたコルネに適量を入れて準備しておきます。
③かぼちゃあん
- かぼちゃ(皮を除いた正味):200g
- 砂糖:25g
- 牛乳:大さじ3
- シナモン少々
🎃 かぼちゃあんのポイント
かぼちゃは品種や水分量によって、あんの固さが変わります。 特にホクホクしたかぼちゃは、冷めると固くなり、パサつきを感じることがあります。 その場合は、牛乳を少しずつ増やしたり、バターや生クリームを加えたりして、お好みのなめらかさに調整してください。
④ クリームチーズフィリング
クリームチーズ:80g
きび砂糖:10g
クリームチーズは室温に戻すか、レンジで軽く20秒ほど温めて柔らかくしてから砂糖を加えてよく混ぜ合わせます。
蜘蛛の巣どら焼きの焼き方
① 基本のどら焼きと同様に予熱と油ならし後、大さじ2杯ほどの生地を流し入れます。続けて、コルネに入れたココア生地を中心から外側に向かって渦巻き状に絞り出します。
② 爪楊枝などで中心から外側へ放射状に線を引き、蜘蛛の巣模様を描きます。 生地を流し入れてから3分を目安に、弱火でじっくり焼き上げます。
③ 3分ほど焼いたら生地を裏返し、弱火のままさらに2〜3分焼きます。※生地を押さえつけると模様が潰れたりフライパンにくっついたりしやすくなるので触らずに焼きましょう。
④ もう一度裏返して蜘蛛の巣模様の仕上がりを確認します。模様がうまく描けなかった場合はどら焼きの下側の生地として使えば大丈夫です。焼き上がった生地は粗熱をとったらふんわりとラップをかけ、乾燥を防ぎながら冷まします。

かぼちゃあんを準備する
① かぼちゃは皮をむいて角切りにし、耐熱容器に入れます。 牛乳大さじ1をふりかけ、電子レンジ600Wで約6分、柔らかくなるまで加熱します。
② 加熱後、熱いうちに砂糖25gを加え、かぼちゃをマッシュしながら混ぜ合わせます。 (熱いのでやけどに注意してください。)
③ 残りの牛乳大さじ2とシナモンを加え、なめらかになるまで練り混ぜます。
④ 仕上げにシナモン、オールスパイス、ジンジャーなどのスパイスをお好みで加えて大人の味わいにしたり、はちみつを加えてアレンジするのもおすすめです。

⸻ 【調理のポイント】 ※ 電子レンジの加熱時間は目安です。食材の状態や使用する機種によって異なるため、様子を見ながら調整してください。
かぼちゃあんとクリームチーズをはさんで仕上げる
完全に生地が冷めたら、2枚のどら焼き生地の内側にそれぞれクリームチーズを塗り、かぼちゃあんを挟み、形を整えます。

※ かぼちゃ餡はたっぷりめに作っています。クリームチーズとともに、量はお好みに合わせて増減してください。☺️ 🍳
▶️作り方を1分動画で見る
おうちどら焼きの魅力
おうちで作るどら焼きは、好きなフィリングを好きなだけ挟めて、ちょっとした工夫で季節感あふれる楽しいおやつに。
定番のあんバターは粒あん、こしあん、白あんの他にも栗をいれたり生クリームを加えたりアレンジが広がります。
蜘蛛の巣模様は一見難しそうですが、三角コルネを使えば、身近な材料で気軽に挑戦できます。
ひとつひとつ表情の違う模様も、手作りならではの楽しさ。
かぼちゃのやさしい甘さにクリームチーズのほどよい酸味が重なり、和菓子と洋菓子のいいとこ取りのような味わいに仕上がりました。
秋のティータイムやハロウィンのおやつ、みんなが集まるパーティなどで、ぜひ楽しんでみてください。


